2017-10-17 

セラミックパークMINO

先日、美濃焼の東濃に棲んでおいでの釣お爺さんが「国際陶磁器フェスティバル美濃17」を記事にして見えました。
陶磁器フェスティバルにも興味があったのですが、会場の「セラミックパークMINO」自体と、「現代陶磁器美術館」の浦上親子コレクション展も非常に面白そうでした。
東濃には隣接した尾張東部に住んでいるので、セラミックパークMINO迄は高速利用で自宅から20分程で行けるのですが、今迄はその存在を全く知りませんでした。

東海環状自動車道のICを降りて直ぐの、交通の便の良い山間にありましたセラミックパークMINO。
道路から見える大きな看板を目印に駐車場に入りました。
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看板には大きく「セラミックパークMINO」の文字が・・・。
つまらない事にこだわりますが、自信を持って「美濃焼公園」とか「美濃焼の里」とでも名付ければ良いと思うんですが、焼物をセラミックと言い、美濃をMINOと表すのは残念な事と思います。
そんな爺さんの繰り言は横に置いておくとして、駐車場からセラミックパークMINOの建物までは200M程の渡廊下と歩道トンネルで結ばれていました。

歩道トンネルを抜けた先のセラミックパークMINOの3階になるエントランスから見える景色です。
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セラミックパーク何ぞと言う横文字とは無縁の、山々に囲まれた隠し里風の演出でしょうか。
何となく陶芸の里の雰囲気で、イイ感じです。

建物も自然に溶け込む事を重視して建てられていました。
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先般紹介した豊田市美術館とは対極の、空間演出に十分に配慮した贅を凝らした素晴らしい建物です。
岐阜県や多治見市が、伝統的な陶磁器産業に託そうとしている意気込みが伝わってきます。

そんな3階から入場した建物の1階で「国際陶磁器フェスティバル美濃`17」が開催されていました。
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最初は、この入場料800円の国際陶磁器フェスティバルだけを見るつもりで来たのですが、行く途中の2階で催していた岐阜県現代陶芸美術館の催事が非常に面白そうだと言う事で1500円の7館共通入場券を買って寄り道する事にしました。

現代陶芸美術館でやっていたのは、山口県萩から招いた「浦上親子コレクション展」。
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山口県萩の実業家が集めた東洋陶磁と浮世絵、その息子の日本橋の古美術商が集めた北斎漫画。

残念ながら、写真撮影は出来ないので、作品写真はインターネットからの借物写真ばかりですが・・・。
陶磁器では上の写真の右上にある唐三彩の器コレクションが素晴らしかったです。
変な言い方ですが、今迄に良く目にした唐三彩の馬などはなるほど程度だったのですが、今回の皿や壺は見事でした。

そして浮世絵。
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江戸末期から明治にかけての見事なコレクションで、今回は間近で見る事が許された展示だったので素晴らしく感動しました。

そして、北斎漫画。
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実に活き活きと細密に描かれていて、昔の人のセンスと技に驚くばかりでした。


そんな歴史的な美術品を観た後に、1階で開催の「国際陶磁器フェスティバル美濃`17」へ。
歴史的な名品を観た後だけに、見る目が厳しくなります。
最優秀になるグランプリは該当無しとの事でしたが、金賞は2作品が選ばれていました。
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オブジェと言うんでしょうか、日本人と中国人の作品でしたが、自分には良く分りません。


デンマークのお二人の入賞作品。
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透明感があって、好きです。

韓国のお二人の入賞作品。
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デンマークの方と似ていますが、磁器の透明感とフォルムが何ともマッチして良かったです。

そして、日本の美濃の窯元“深山”のデザイナー松田さんの入賞作品。
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オブジェが幅を効かせている中で、テーブルウエアで堂々と勝負の潔さも秀逸です。
深川製磁の瑠璃とはまた違った深みのある青と、シンプルなフォルムが醸し出す素朴さが好きです。
こんなデザイナーが報われる、そんな会社が伸びると良いですね。

難しい芸術は分らないので、クラフト的なものに惹かれますが、それは浦上親子コレクションにも息づいていたものです。

そんな多くの陶磁器や絵を見た後に美術館ショップを覘くと、気に入った飯碗がありました。
値段もワンコインでお釣りがくる庶民価格。
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透明感のある白磁に転写染付。
ハマの深さと形状も手に馴染みます。
良いなと思ってハマ印を見ると「光峰」の字が。

この光峰の食器は数年前からのお気に入りで、マグカップ,スープカップ,小丼と我家のお気に入りで、家族分を次々に買い足して使っています。
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最初は柔らかい透明感の素地色、そして、花唐草とでも呼ぶんでしょうか、マイセンのブルーオニオンと比べると優しい感じの絵柄、そして何より、シンプルなフォルムが気に入りました。
実際に使って見ると、デザインだけでなく、安定品質/軽さ/強度と言った技術的裏付けも素晴らしいです。
更に、ロングセラーなのか、庶民価格の割に、何年も同シリーズが買い足せるのも魅力です。
窯元の正式屋号は知りませんが、非常に好きな美濃焼です。

一方で、“せともの”の瀬戸は陶磁器産業の地位は自動車産業などの現代産業に、すっかり取って代わられています。
磁器ヒューズボックスの会社は配電盤会社に変わり、汽車土瓶の会社は樹脂成型会社に変わり、煉瓦会社はゴミ焼炉会社に変わったりして、陶磁器産業とは様変わりです。
一方で、碍子会社がアルミナ基板会社になったり、洋食器会社が単結晶焼成会社になったりして広い定義での窯を今も使っている会社も残ってはいますが、食器や壺や陶人形などの伝統的窯を使う産業は極僅かになってしまいました。
一方で、「セラミックパークMINO」では名前はともかくとして産官が力を合わせて頑張っている情熱が感じられ、この先も伝統産業の暖かい火を消す事無く守っていけそうでした。

7館共通券のうちで、今回は2館だけを観たので、残りの5館も回りたいと計画しています。
2017-10-14 

ギンナン拾い

先日、5歳になったばかりの坊主が嬉しそうな顔をして保育園から帰って来ました。
保育園の用務員のオバサンからギンナンを貰って来たとの事でした。
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保育園には大きなイチョウの樹があり、この時期になると園庭にギンナンの実が落ちます。
所うがこのギンナン、園児が踏めば靴底に付いた果肉で園全体が臭くなるし、手で触れればカブレル場合もあるわで厄介物です。
その為に、この時期になると用務員のオバサンが日に何度かギンナン拾いをして捨てているんです。
そんなギンナンを貰って来て、食べれるようにしてくれと、爺さんに頼んできたわけです。

しかし、僅かばかりのギンナンでは手間がかかるばかりで、食べるほどにはなりません。
そこで、保育園が休みの日に保育園にギンナン拾いに。
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大きなイチョウの樹の下には、沢山のギンナンが落ちていました。

当直の先生にギンナン拾いの許可を貰って、ギンナン拾い開始です。
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近くに行っただけで臭いギンナンを、火ばさみで拾う事10分余り。

かなりの数が拾えました。
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これから果肉を腐らせて、水洗いして、乾かしてと、口に入るまでには暫くかかります。
余り沢山食べると中毒疹になるギンナン、ほろ苦い味が楽しみです。
2017-10-11 

秋冬野菜第2段

昼中は半袖でも過ごせますが、朝晩は冷え込んで来て、ガソリンスタンドでも灯油を買う人が稀に見かけられるようになって来ました。
そんな中、家庭菜園では秋冬野菜が徐々にらしくなって来ました。

初めて作っている秋作ジャガイモも育って来て、12月の収穫に繋げられそうです。
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赤ジャガイモのアンデスは芽出し失敗で半分以上を腐らせ、出島も2個を腐らせました。
夏植えのジャガイモは上手く芽を出させるまでがキモの様だと分りました。

一方で夏撒きのキャベツは順調です。
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巻き始めて来たので、10月末には収穫出来そうです。

そんな中、秋にサツマイモも収穫が済んだ跡地に秋植え野菜の準備を始めました。
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軽トラの様に使っている11年選手のワゴンRに小型耕作機を積んで、収穫跡地を耕運して畝を立てます。

畝立てした後にはマルチを張って、
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一畝は秋撒き4月収穫の越冬キャベツの予定で、もう一畝は秋植え4~6月収穫のタマネギ150個の予定です。

また、畑の隅にも
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一部には自家球根のニンニクを8個ばかり、年明け6月収穫予定ですが、6個も収穫出来れば冷凍保存して一年間使えます。
一部にはアスパラ菜を、年内収穫の予定です。
このアスパラ菜はアブラ菜の親戚の様な野菜で、若茎を茹でて食べるとグリンアスパラ風で、我家では結構な人気野菜です。
その他に、葉ネギとニンジンの播種をして、年内~春先の収穫の予定です。

畑も夏のトマトやスイカやトウモロコシやキュウリといった実物の様な派手さは無いのですが、消費者になるバアサンのリクエストを第一に葉物野菜が中心になる秋冬畑です。

2017-10-08 

カメラ

9月早々の釣行でカメラの電池が早々に切れてしまいました。
携帯電話のカメラで代替したもの、シャッターを馬鹿チョンで圧せないので、コンパクトデジカメには敵いません。
満充電して釣場に持参したので、電池切れの原因は電池寿命かカメラ本体の制御劣化だと思います。

このカメラ、先代のオリンパスのタフTG830に続いて、2014年に買ったタフTG835ですが、4年目に入った所です。
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購入以来、様々なシーンで活躍してくれました。
標高1500m以上の冬山の零下20度に耐え、真夏のビーチの直射日光で触れぬほどに熱くなり。
上空10000mから水中10mの気圧変化にも耐え。
真水どころか塩水に数時間浸かったままでもビクともせず。
釣ベストから紐でぶら下がったままで、岩にゴンゴン当たっても壊れませんでした。
名前通りに実にタフなカメラで、一昔前なら考えられないカメラの扱いにも壊れていません。
文字通りの苦楽?を共にし、ウンと遠くにも連れて行ったので総移動距離も軽く2万キロ以上にもなる愛機です。

そんな愛機も、満身創痍です。
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レンズを守るガードリングはぶつけた衝撃でメッキは剥がれ、強化樹脂ポリカーボネートにもヒビが入っていますが、レンズは無傷です、実にタフです。

カメラのボデイは。
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前面の金属板はブツケた衝撃で凹んで、角の塗装はハゲ、多層塗の縞模様をみせて、本体の金属まで摩耗が始まっていますが、未だに故障は無く、防水性能も維持していて、実にタフです。

そんなタフなカメラですが、どうも電池は劣化して来たようです。
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未だ膨らんでもいなくて、ましてや液漏れ気配も無いのですが、繰り返しの充放電で寿命が近そうです。

交換電池を探しましたが、純正は2000円程。
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そこで、1個500円程の互換品にしました。
純正に比べて、持ち時間は劣るでしょうが、予備で持って行けば安心です。

本当はこれを機会に、オリンパス防水コンパクトデジタルカメラのタフシーリーズの新機種TG3以降のWifi付に替えたい所です。
光学系が非常に良くてF値も2.0と明るいし、Wifiでのリモートシャッターも出来るので欲しいんですが、大人の事情で、4年目のTG835には今暫く頑張ってもらいます。
2017-10-05 

足元

渓流釣り、特に山釣りでは足元をシッカリする事が安全確保の基本だと思っています。

そんな渓釣りの足元ですが、今は鮎タビばかりを使っています。
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以前はウエイディングシューズを使っていましたが、ソール耐久性から勧められてピンスパイク付フェルト底でした。
が、渓流岸の平らでツルツルの乾いた大岩の上で滑って、しこたま尻を打ってからは、ピン付はコリゴリと、普通のフェルト付鮎タビばかりです。
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今使っている鮎タビは地下足袋の様に足にもピッタリフィットして、靴底が柔らかくて凹凸に馴染みも良くて、、この鮎タビでは滑った事も無くて、気に入っています。

そんな鮎タビも、底のフェルトがあっという間に減って、底のフェルト貼り替えは毎年行事になっています。
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そんなフェルトの減りの問題と、山道を長距離歩く時に鮎タビではリズミカルに足を蹴りだしてくれる力が無くて、軽快には歩けません。
そして、深い谷の昇り降り、特に降りる時は踏ん張りが効かず危険です。
そんな理由で、歩行距離と谷の状態によっては、移動時にはトレッキングシューズを使っていました。
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谷底に降りて、釣りを始める時は鮎タビに履き替え、釣り終わって谷を登る前にトレッキングシューズに再度履き替えて、安全を計っていました。

そんな風に渓釣行の時の足元の安全確保をしていましたが、リコプテラさんの記事川に適したシューズを選ぼうを読みました。
この記事、先入観を離れて冷静に書かれていて、その通りと思い、実に参考になりました。

そして、今迄の釣行でも小沢沿いに谷へ降りる場合もトレッキングシューズを使い、急斜度の落葉上でも踏ん張りが利いて昇り降り出来ている事は勿論、小沢降りの時の濡れ岩場は勿論で水の中も歩いていますが、危険な思いをしていない事に改めて気づきました。

自分が使っているトレッキングシューズは軽登攀様で、歩きやすいように曲面になっている靴底も捩じれは防止しながら、縦方向には柔らかくて凸凹にも馴染みます。
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靴底も、固いゴムと柔らかいゴムを組合わせて、岩に吸い付くような柔らかさでは有りませんが、岩凹凸に馴染む柔らかさとソフトな喰い込みを確保しています。

そこで思い切って、川底が大岩では無くて、岩藻が余りついていない源流部での釣を軽トレッキングシューズでやってみました。
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実に軽快です。
渓釣りといっても、魚に警戒されないように殆どの時間は水際から離れた岸で、遡行も水際では無くて2m以上は離れた岸藪や石河原なので、トレッキングシューズの方が歩きやすい。
また、渡渉する時も大岩の上よりは砂地/石地を歩けば全く問題ありません。

しかし、水にヒタヒタ濡れている岩上を歩く時は、フェルト底の鮎タビよりは滑り易い。
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そんな茶色い大岩の上を歩く時以外は、フェルト底の鮎タビより、むしろ安全と判断しました。
安全を確保したければ靴サイズ以上の大きさの茶色い石の上に靴を置かなければ良いと思いました。
そんな観点からは、人の頭程度の水中小岩が多くて、冨栄養で藻が付きやすい里川や本流での釣にはトレッキングシューズは適しませんね。

それに黒いコケ(藻?)に覆われた岩も結構な曲者で、表面が濡れていると、表面が一皮むける感じでズリッと来る場合がありました。
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そんな点から、こんな感じの渓は雨で表面が濡れたら非常に危険そうです。
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トレッキングシューズでの沢の遡行釣りは現時点では3回だけですが、今の所は快調で、念の為に用意して行った鮎タビは勿論として、トレッキングシューズの簡易滑り止め用の麻ロープと古手拭いの出番はありません。

来期からの山釣は、寒い時期はフェルト底のウエーダー、水が温んでからはトレッキングシューズ、雨上がりは鮎タビになりそうです。