2017-08-15 

白い沢

お盆直前の渓釣りを何処に行こうかと迷っていた中で、前回釣りの台風前にで幻の渓流師さんからのコメントにあった“白い沢”が頭に浮かびました。
その“白い沢”は川底が白い砂で、身が締まって川魚特有の匂いもしない白いイワナが釣れます。
所うが、今年から周辺で伐採が始まって振動で魚が怯え、更に入渓者も増えて魚影がかなり薄くなって、余り良くありませんでした。

この時期になって釣人も鮎に流れて減って、お盆直前であれば伐採も休んでいるだろうとも思い、来年の為に魚資源の残り具合の様子見も兼ねて、身軽な釣ベストと熊除けプレイヤー程度の身軽な装備で向かいました。

本流は相当な増水で、里川も、とても竿を出せない程の増水でした。
が、雨は降っていないので、山に入って源流に近づくほどに水は減るだろうと期待して進みました。
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前夜の雨で、林道も濡れています。

渓に降りると、流れは増水で、流芯付近はあっという間に仕掛けが流れて、餌も表層に浮いてしまいます。
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そんな中、岩陰で確認出来ませんが水が巻いて水勢が落ちていそうな場所に、上から仕掛けを下していくと掛りました。

小ぶりですが、白いイワナです。
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一応、魚は残っている様でホッとします。

その後は岩陰と言うよりは、水勢が弱まっているポイントを中心に釣り上がりました。
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そこそこ釣れて、来年は大丈夫だなと思っていると、重機の音がします。

伐採に伴う集材作業です。
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お盆前日で仕事をしていないだろう、との目論みは大外れでした。
作業している人に挨拶して、話を聞くと、盆休みは13,14,15,16日の四日間だけとの事。
林業と言うのもナカナカ大変な仕事です。

これでは駄目だと、場所移動。


次は、10㎞程離れた同じ水系の同じ様な白いイワナの棲む沢へ。
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こちらも、なかなかの増水です。
同じ様に岩の間の流れの緩いポイントに落とします。

ここでも、淡い色のイワナが出ました。
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その後も同様なポイントで、イワナが出ました。
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しかしながら、多数の釣り人の痕跡があり、流れの横には獣道ならぬ釣人道が綺麗に出来ています。

こんな、ゆっくり流れのポイントからはチビが出ます。
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しかしながら、チビの数が少ない。
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偶然かも知れませんが、チビの数が非常に少ないのが気になりました。
チビは来シーズンの成魚、来来シーズンの大物の予備軍。

この日の釣行。
最初の沢は伐採作業の悪影響が出ているんでしょうが、転渓先の沢は釣り人増加の悪影響があると思います。


予定通り、丁度お盆の頃に黄金マクワウリが沢山実りました。
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一株から小蔓四本で、小蔓一本から孫蔓二本で、孫蔓一本から実一個。
全部で50個以上の収穫ですが、家でも非常に好評で、ご近所でも懐かしいと非常に喜んでいただけました。
上品な甘みと、シャキシャキした食感が何とも美味しいです。
スイカ同様に収穫時判断が難しいと思っていましたが、非常に簡単でした。
実の出ている軸元の葉がスッカリ枯れたら美味しくなっているようです。

今年はウリ科のスイカもマクワウリも非常に好評で、家庭菜園には良い夏でした。

2017-08-09 

台風前に

今回の台風5号も各地で被害を出し、愛知県も直撃かと思いましたが、奈良の辺りから長野の山に阻まれるように北に進路を変えました。
とはいうものの、静岡との県境の豊橋市では積乱雲からの突風が吹き荒れ、関東では鮎釣りの人が中州に取り残される騒ぎもあり、風雨関連からの事故が相次いでいます。
釣りをすれば、常に相応の事故リスクを抱える事になるので、いずれも他人事ではありません。

そんな台風で週明けは釣にならないだろうと、6日日曜日に渓釣りに行って来ました。
渓に向かう途中の本流は平水に近い流れでしたが、支流に入ると増水で、山道の舗装路は雨で流されてきた相当量の真新しい土砂で覆われていました。
土曜の夜にインターネットで調べた内容とは違って、土曜から日曜にかけて山では局地的に結構な雨が降った様です。

流れが強すぎないかと心配しながら水際に降り立つと、激流ではなくて増水気味程度でホッとしました。
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今回はアマゴ狙いで、里川では無いですが山の比較的口元から釣り始めます。
降り立った増水気味の渓、日曜朝6時半の気温は19℃、水温は16℃、朝もやの様な雲の合間には青空が覗いている絶好の日です。

今シーズンは渇水気味が多かったので、多少戸惑いながら、何処にいるかと探るように竿を出します。
この日の1匹目はアマゴでした。
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小ぶりですが、予定通りのアマゴにこの日の期待は上がります。

出たのはこの流れです。
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青印の場所で、流芯から僅かに離れた流れにいる様です。
流れには出ているのですが、増水なので強い流れと比べて少しだけ緩い場所で餌が流れて来るのを待っているようです。

一方、茶印の流芯からかなり外れた流れの弱い石の影からはイワナが出て来ました。
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夏らしく、アマゴもイワナも流れに出て、積極的に給餌活動をしているようですが、雨直後の強い流れを避けたままに少しだけ水勢の弱い所で食べ物が流れて来るのを待っているようです。

居場所は分ったので、この良い状態の内にとアマゴのいそうなポイントを中心に釣ります。
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暖かくなった水の中で積極的に餌を獲って育ったアマゴ達が次々に上がって来ます。

そんな中、イワナも混じります。
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そんな風に、雨後の釣果を楽しみながら釣上がって行くと、源流への分れまで来ました。
このまま主流を上がっていけば大物もといったスケベ根性も出ましたが、解禁直後にアマゴ大物狙いで入った源流の現在の様子も気になって主流を逸れて進みます。

この源流まで入ると水量も平水に近くて、すっかり落ち着いています。
此処まで来ると、アマゴも落ち着いた流れの中で餌の集まる青印の様な場所にいました。
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一方で、成魚が流れに出ている中、落込みの周囲は豆の巣窟でした。
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こんな場所で、忙しない豆の激しい餌の奪い合いを楽しみながら、イワナも狙います。

此処では、イワナもらしい場所にいました。
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イワナは、やはり安心して釣れますね。

そうこうしている内に定量になったので帰路につきます。
丁度お昼時、帰路のアチコチの本流には鮎釣りの長竿がズラッと並んでいました。
この時期になると、地元釣人は殆どが鮎に行くので、今回も山で見かけた車は一台だけとスキスキで、魚も怯えておらず良いですね。



日曜日も夜になり、明日からは台風で雨になるからと花火。
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次の日曜日には盆の入り。
線香花火と共にドラゴン花火は、お盆に似合う静の花火です。
2017-08-03 

デイキャンプ

今年の変な気候。
オマケに家の雑事でフットワークが重くなっているので、今年は海に遊びに行っていません。
そんな中、婿さんの夏休みが平日の7月31日に取れ、天気予報も伊勢湾の南知多は晴れそう。

このチャンスを逃してはと、知多半島の小野浦海水浴場に向かいました。
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平日の海水浴場は空いていて、名古屋港に入る大型船を遠くに眺めながら、ノンビリできます。

この日のテーマは、若い親子に浜辺でのデイキャンプの設営法を教える事。
海辺の遊びは、特に幼児を抱える若いファミリーには広い日陰をどう確保するかがポイント。
この日は、数人がユックリ日陰に入れるように、市販のブルーシートを使って、砂浜にタープを張ります。
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今だとオートキャンプ用の自立式大型タープ等もありますが、このデイキャンプ用資材は小さなものでは押し合いへし合いになってゆっくりできないと、30年程前に自分で組み合わせた物です。
ブルーシートは市販の折畳ポールとロープと砂袋用コンビニ袋を使ってピンと張ります。
砂浜の場合はペグが効かないので砂袋が必用で、砂を入れるのも穴を掘るのもバケツを使えば凄く簡単です。

ブルーシートタープの下には、6畳サイズのシートを敷いて居住スペースにします。
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居住スペースを快適に過ごす為に、荷物を持参するに使ったコンテナをテーブル兼まな板にし、足に付いた砂でザラザラにならないように砂落とし海水バケツと、足拭き布を用意し、バアサンはホウキも用意して、砂を掃き出します。
そして、真水の入ったバケツも用意して、手と顔を気軽に洗えるようにすれば完璧。
此処までやると、日陰に身を置きながら浜辺を渡る風に身を任せる快適な時間を過ごせます。

もっとも快適なのは本人達だけで、洒落た音楽が流れ、カラフルなパラソルやサンシェードが彩る浜辺に、ホームレスの公園テントの様なものが出現するわけですから、人様の迷惑にならぬように浜辺の一番端に設営します。
また、バーベキュウは砂浜を汚しがちになるので、海水浴場でやるのはタブーですね。


一通り遊び、ノンビリした後は、デイキャンプも撤収し帰路につきます。
帰り道では、これまた定番の〝えびせんべいの里〟へ。
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高速ICのすぐ横にあるお店で、観光バスも必ずと言って良い程に立ち寄る店です。
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平日にも拘らず賑わう店内には20種類を下らないせんべいが並び、無料食べ放題といってはオカシイんでしょうが、常に補充され続ける全種類の試食品が大量に並んで、試食品を食べる人で大賑わいです。
備え付けのトングで手の平に乗せると、1回で丁度せんべい1枚分位に。
そんな具合に全種類の試食をすると、大袋の半分ほどの量を食べた事になるんじゃないでしょうか。
更に、無料のコーヒやお茶も準備されていて、試食を終えた人は椅子に座って、喉を潤します。

併設と言うか、本来のせんべい工場の見学ルートも用意されていて、工場見学の後に、2回目の試食品めぐりをすると、お腹はすっかり満杯になります。

そんな〝えびせんべいの里〟を後にして家に帰ると、ジキに夕飯。
試食食べ放題の魔力でせんべい腹になっているので、夕飯がきつかったです。


2017-07-31 

干物材料

毎朝食に欠かせなくなっている渓魚の干物。
オーブントースターでこんがり焼いて、手でつまんで食べています。
そんな干物の在庫が減って来て、前回の釣行「梅雨明け」で材料も揃って干物加工を始めたんですが、連日の曇りと少雨で半分を乾かすのがやっと。
残りの半分は、大量のソテーになって夕食で食べてしまいました。
思った様には干物を補充できなかった中、〝土曜は晴れ〟の干物つくりが出来そうな天気予報を頼りに渓に行きました。

28日(金)は婿さんの夏休み休暇だったので、家の雑事からは解放されて、早朝からいそいそと山に向かいます。
渓に降り立ったのは6:15。
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谷底の樹の隙間から見える空は低く垂れこめた雲で覆われていますが、この日は雨は降らない予報です。

先ずは、元沢の源流入口で1匹。
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今回の源流に行く時のメリットの一つで、元沢の源流入口に大岩に遮られて見えない落込~緩流帯があって、この場所は魚が残っています。
大岩越に糸を垂らすと・・・ピクピクと魚信が伝わって来ます。
やはり、今回も魚が残っていました。
小さいですが、先ずはイワナの顔を見られて感謝です。

そこから、源流に入っていくと、流れは一気に細くなります。
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岩で流れの緩急も適度に出来て良い小川ですが、小さ目しか出て来ません。
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元沢を釣り上がってきた釣人の内の幾人かは、この源流にも分け入って、良い魚だけが抜かれてしまうんですね。
言葉を変えれば、根こそぎする人は誰もいなくて良い釣場です。

中にはこんなチビも。
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流れの中には、こんなチビの他に、鉤を咥えるのは全く無理なメダカ程度の今年産まれた稚魚が泳ぎ回っているのも見えます。

そんな、小型が多い源流を暫く釣り上がって行くと、辺り一面が熊笹に覆われて、流れも見えなくなってしまいます。
殆どの人は此処で戻ってしまうんでしょうが、その熊笹帯を突き抜けると再び、小さな流れが現れます。
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此処からは、流れに定位している渓魚も沢山見えて、一気に釣り易くなります。
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そんな中、ヤット出てくれました。
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今期の初尺。
掛けた瞬間に尺と判ったので、無理をせずに、下の写真の小落込み左下の小さな水溜りに引きずり入れて確保しました。

メジャーで測ってみるとサイズは31㎝。
大物がとても棲めそうにない、こんな細い流れに潜んでいました。
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細い流れとは言うものの、この前後は更に細くて浅い流れなので、この流れの中では深くて岩もある良場を、一番強い大物が縄張りにしているんでしょう。

この日は、こんな大物も。
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口から太長いドバミミズを垂らしたイワナ。
ミミズの長さも入れたら、全長は尺に近かったでしょう。
それにしても、口からミミズを垂らしたままで、次の餌に喰いつくんですから、イワナの貪欲ぶりには驚かされます。

そんなかんだと釣上がって行くと、源流もいよいよ細くなって来ました。
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この先でも、更に100m以上はイワナが釣れる細い流れが続くのですが、定量になったので、山を下りました。


渓釣りシーズンも終盤戦に近くなってからのやっとですが、今季の初尺を揚げて、験担ぎの〝鳥ホルモン定食〟で昼食。
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丁度昼時に重なったので、鳥料理店〝花の木〟は順番待ちの人と車で溢れていました。
今シーズン初めての尺上ランチは、ヤレヤレ感も相俟って美味しかったです。


今回の釣行課題の干物の再作成も無事に完了しました。
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最近の天気予報は大したもので、29日(土)は18時頃に予報でも可能性を伝えていた小雨があったものの、日中はズット晴れの干物日和でした。
干物加工も、今回は夏の陽射しに助けられて、2回に分けて無事に干し上がりました。
暫くは喰い繋げる、相当量の干物が冷凍保存出来て良かったです。
2017-07-25 

梅雨明け

7月19日に東海地方は梅雨明け宣言が出ました。
夏もいよいよ盛期となり、最低気温も25℃を下回らない毎日で、とにかく暑いです。
そんな中、渓のひんやりした空気が恋しいと、8日ぶりに渓に向かいました。

7月23日の日曜日、山に着いたのは6:30。
山の気温は17℃、思わず深呼吸する気持ちの良い空気です。
空は今にも雨が降りそうな一面の雲で、太陽は霞ながら僅かに見える中、林道を歩いて、目的の沢に向かいます。
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この日の天気予報は午後から小雨と言う事で、雨の到来を察したイワナの活性が上がっていないかとの期待もあっての釣行です。

ようよう渓に降り立って、手袋を濡らす間もなく、一投目で上がったイワナ。
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サイズは小さめですが、とぼけた顔のイワナが、乾いてバリバリに固い合成皮手袋に握られています。

出たのは小落込み横の水の緩い位置でした。
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この時期にしては変だなと思ったので、更に続けて探ってみました。
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2匹目も小落込み横の水の緩い位置。

もう間違いは無く、この日は流芯から外れた浅めの巻き返し。
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同じ様な位置からドンドン上がります。

暖かくなるに従ってイワナは徐々に流れに出て、更に盛期になったので水が集まって餌も集まる赤印の尻付近に定位する季節です。
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しかし、この日は雨の到来を察知しているのか、降雨増水で流され無いように青印の緩流帯に固まっているのが特徴でした。

そして、もう一つの特徴は喰い方。
この日のイワナ達、口を一杯に開いて、餌にガバッと襲い掛かる獰猛な喰いかたでは無い様です。
餌を上に押し上げる様に掛かっているパターンが多かったです。
恐らく、口を余り広げずに吸うように喰って来るので、バイオを上に押し上げて鉤先だけを唇に掛けるんですかね?分りません。
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こんな感じで、バイオを鉤のチモトから上に押し上げて口の外に押し出した形で、鉤先だけを口に掛けるパターンが多かったです。
その為に、唇切れで逃がした魚も数匹程はいましたが、餌がそのまま使える場合が多くて、餌ロスをいれても使用餌数の2倍以上の大小イワナを釣り上げた勘定でした。

そんなかんだと釣上がると定量になり、11時に終了。
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林道への斜面を登る口元の山アジサイが、降り始めた霧雨に濡れて綺麗でした。