2017-03-18 

春の動物園

春めいてきて、ノンビリとした外遊びの季節になると訪れる動物園。
名古屋の東山動植物園は東京-上野動物園に次ぐ国内第2位の入場者数で、一時期のブームが落ち着いたが北海道-旭山動物園も押える年間入場者数は約250万人。
雨の日も風の日も、真夏の炎天下も真冬の寒風の中でも、平均して一日7000人が訪れている動物飼育種類日本一の動物園です。
残念ながら鳥インフルエンザの感染鳥類が見つかり、昨年12月中頃から休園していましたが、今年1月中頃から再開園しています。
また、 大成功した旭山動物園の例に習ってか、2010年より「東山動植物園再生プラン」として、身近な展示方法等にも取り組んでます。

動物園を訪れるとまず目に付くのがスカイタワーとボート池。
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今やスッカリシンボルタワーになっていますが、開業当初はレストラン優先で展望室が僅かと悪評タラタラでしたが良くなりました。

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最近の動物園の傾向で、客が見易いように様々な工夫が。
パンダのいない東山動物園のアイドルのコアラはガラス張舎で客のすぐ横の止まり木にいて見易く、キリンは客とを隔てる空堀のすぐ脇のクレーンで餌をやるのでムシャムシャという音まで聞こえて来ます。
ユキヒョウは通路の上まで斜めに檻を延伸し客はユキヒョウを下から眺められます。
ジャッカルなどの小動物も細いワイヤーネットの檻なので鉄棒の邪魔無しに見られます。

ライオンは50年以上前から掘りで隔てて、檻に邪魔されずに見れる様にはなっていましたが、掘りの幅があって、ライオンも遊び場の一番奥に居るので、小さくしか見えませんでした。
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それが、数年前から掘りに橋を渡し、人間がライオンの遊び場の中に入れるようにして、強化ガラスで人とライオンを隔て、更にガラスの真横に餌場を設け、給餌時以外でもライオンがガラス横に来るようにその地面を温式にしたので、ライオンはガラスの脇で寝そべり、間近に見られます。

小人カバやワニ等の動きが鈍く跳躍力の無い動物は、人の3m位下に隔てるもの無く展示してるので、皮膚感も生々しく見れます。
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そんな風に、展示工夫もされ、動物も快適そうな動物園はお気に入りです。
そんな動物園ですが、「東山動植物園再生プラン」も2期工事に入った為か、少なくとも爺婆や子供には非常に残念な事になっていました。
動物園の飲食店がコトゴトく撤去されていました。
園内に十カ所以上あった売店で調理し売られていた、たこ焼・ミタラシ・焼きそば・肉まん・おでん・ソフトクリームなどの祭り会場にある様なお店が皆無になり、名古屋名物きし麵などの長年あった露天風の店は全くゼロになっていました。
替りに出来たのが、ピザやバーガーやケバブライスやロコモコやオムレツやパスタ等々のレストラン。
昔からの丼に入った素きし麵は、洒落たボールに入ったトマトタンタンきし麵と言う気取った食べ物に化けてしまいました。
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屋外のベンチの数も減ってしまい、動物の姿をみながら、声を聞きながらの買い食いがしにくくなってしまいました。
450円のコアラアイスより200円のソフトクリームでしょう。
500円のハンバーガーより150円の肉まんでしょう。
ましてや最高11000円ものフルコースや、3500円ものランチよりは、屋外で食べる幕の内弁当でしょう。
年配の人はどうしようかとカウンターの前で困っているし、それらのレストランのテーブルはお昼時でもスキスキです。
この状況を知っている人は、コンビニ袋に団子や弁当やオニギリを入れて持参し、屋外ベンチやテーブルで家族笑顔で食べています。

そんな中で、散々探して見つけたたこ焼とみたらしの店。
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屋台は駄目な様で、移動販売車3台が園内に入って売っていました。
園内地図にも載っていない、この屋台車の周りにだけは人が集まり、行列をつくり、陽光の下で楽しげに買い食いを楽しんでいました。

お祭りに屋台がつきものの様に、動物園には日本の食べ物を売る露店がつきものと思うのは年寄りだけでしょうか?