2017-08-06 

蝉の羽化

毎年、この時期になると庭のクスノキには沢山のセミの抜け殻がついています。
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所うが、その羽化の瞬間に立ち会う事はナカナカ難しいのが現実です。
昼中、走り回っていた腕白坊主も、夕ご飯を食べる頃から落ち着き始め、蝉の羽化が始まる暗くなり始める頃には、蝉の事なぞすっかり忘れてしまうからです。

虫でもカエルでもトカゲでも手づかみで追い始め、昆虫少年の入り口に立った4歳の孫にも、そろそろ蝉の羽化を見せてやりたい時期です。

そんな中、いつもの様に夕5時半過ぎに保育園に迎えに行く途中に、公民館のヒマラヤ杉の下をヨタヨタと歩いている蝉の幼虫が目に留まりました。
ラッキーと、とまり木替りに自分のポロシャツの袖口に幼虫を留まらせて、そのまま、保育園お迎えから帰宅となりました。

これから、蝉が羽化する様子を、家の中で観察させる段取りです。
先ずは、羽化をさせる場所ですが、しっかりつかまれる場所で、室内照明光が直接当たらなくて、観察もし易い場所と言う事で、居間の角に置いてある幸福の樹(ドラセナ)の鉢植えに幼虫を留まらせました。
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このフラッシュ撮影を最後に、蝉を驚かせないように、以降は葉影になったままの状態にして、羽化を邪魔しないようにしました。

夕食を終えた7時頃に羽化が始まりました。
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背中を割って、白い体を徐々に外に出し。

羽を徐々に広げて行きます。
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先ずは、白い体に、白い羽根、目だけが黒い色の、アルビノの様な蝉が、30分程で脱皮誕生しました。

そして、より安全な場所を求める様に、白い蝉はユックリと木を登っていきます。
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登るに従って、その白濁した白い羽は徐々に透明性を増し、体は僅かに茶色みを帯びて来ました。

木の先端付近に行くと、葉の角に3本の足を引っ掛けてぶら下がりました。
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体をより安定させようと、残りの足も葉に固定させようとしますが、ドラセナの固目の葉は蝉の足爪が刺さる事を許しません。
10分程もジタバタしましたが、やがて諦めて、葉に3本足でブラサガッタまま、体を乾かしながら、徐々に色を増していきます。

羽化開始から2時間程で、ほぼアブラ蝉の姿になりました。
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とは言え、人の手が触れても大丈夫なほどには固まり切っていないだろうと、そのまま、朝まで放置です。

セミは居間の鉢植えにぶら下がったままにして、離れに寝に帰った腕白坊主が「セミはどうなった~」と居間に飛び込んできたのは翌朝。
セミは、昨晩の位置にそのまま留まっていて、茶色は更に濃くなって、完全にアブラ蝉の姿になっています。

葉にぶら下がった蝉を、坊主が手に包み込むと、両手の中でバサバサと暴れています。
しげしげと眺めた後に、両の手をパッと開くと、朝の空に飛んでいきました。

坊主の夏に、楽しい思い出が加わりました。


夏といえばスイカ。
今年は初めてスイカを作りましたが、一番生りの10個程は無事に収穫出来、そうこうしている内に味は落ちるものの二番生りも成り行きで10個程の収穫が始まりました。
そんな、今年は潤沢にあるスイカを使って、テレビドラマで出ていたスイカポンチを作ってくれました。
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ポンチと言っても酒と言う訳には行かないので、三ツ矢サイダーのポンチです。
家庭菜園の栽培品人気一位はスイカで決まりの様です。


一方で、ジイサンは害虫との戦いを続けている夏です。
トウモロコシの第2段が雄花を付けています。
その雄花の20㎝程下の軸にクリーム色の糞がついていました。
雄花の出穂時に、アワノメイガ対策でデナポン粒剤を幼穂に散布していたのですが、虫が入った様です。
そこで、糞のあった下10㎝程の所から軸を切り取ってみると、軸に穴は開いていません。
ホッとしながら、切り取った軸を割り進めていくと、居ましたアワノメイガの幼虫。
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にっくき幼虫ですがブドウ虫似で、渓釣りに丁度良いサイズと色。
釣餌として持ち帰ろうかとも思いましたが、釣りの時まで活かし続ける自信も無く、やむなく捕殺。
(南無釈迦牟尼仏)