2017-05-08 

車検前整備

6月早々に1回目で3年車検期日を迎える軽自動車があるので、大型連休最終日の7日に車検を受けました。
車検は点検はしっかりもらって、法定検査は通れば良いと考えているので、車の整備自体は自分での整備と異常兆候が出た際の整備にしています。
しかし、今回はオートバックスがしつこく、車検当日にもアイドリングストップ用高性能バッテリィの交換を勧めました。
が、安全に直接関わるわけでないバッテリィの3年毎の予防交換などモッタイナイです。
「アイドリングストップ車でバッテリィがヘタルとどうなるの?」か再確認すると、「いきなりエンジンが掛からなくなるのではなく、先ずはアイドリングストップ機能が停止する」との事。
その程度の異常(アイドリングストップ付から普通の車になるだけ)なら、事後保全で全く問題ないので、再度断りました。

とは言え、定期的に訪れる車検は車の素人整備結果を、自動車整備士にキッチリ検査して貰える絶好の機会なので、車検を受ける前に自主整備で主だった予防保全を行います。

先ずは、定番のエンジンオイル交換。
前回のオイル交換は昨年10月にエンジンオイル交換だけ実施していたので、6カ月経って5000㎞程走らせた今回は、オイルとフィルタの交換。
1か月前に別の車での記事オイル交換でも取り上げた通販サイト〝モノタロウ〟で買った資材が良かったので、今回はフィルタと廃油ボックスだけでなく、オイルも〝モノタロウ〟で購入しました。
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今回も廃油ボックスで手間少なくオイル交換できました。
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オイルとフィルターを交換した後の状態も漏れなどなく良いです。


次に、これまた定番のエンジン冷却液の交換。
昔は簡単に冷却液の交換が出来たのですが、ホームセンターやカー用品店で売られている冷却液(LLC)はそのまま使うタイプが圧倒的。
そのまま使うタイプは割高ですし、今の軽自動車にはエンジンブロック側には冷却水を簡単に抜くためのドレンプラグが付いていません。
その為に、普通の方法で冷却液を抜いても、エンジンシリンダー周りの冷却水は残ったままなので、一般的には濃度が薄まってしまいます。
そこで、濃縮タイプを買って、冷却水総容量から40%濃度(凍結温度-24℃)になる量を計算した濃縮液を注入すれば間違いありません。
所うが、濃縮タイプが置いてあるカー用品店でも、数年程前から値段が2倍以上に高沸しています。
大多数を占めるそのままタイプの割高値段に釣合うように、今や少数派の濃縮タイプの値段をボッタクリにした為です。

そこで、濃縮LLCも〝モノタロウ〟からお取り寄せで半額以下。
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軽自動車の冷却水容量の3.5Lなら、1.4L分の400円程で済みます。

先ずは、古いLLCはラジエターの底にある白いプラスチックのドレンプラグを緩めて抜きます。
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本来は車底打ちで破損しないようにエンジンルーム底プロテクターに完全に護られる形で、エンジンルーム上側から緩める蝶ネジタイプの白いドレンプラグがついていましたが、今の軽自動車は酷い悪路走行をしない事を前提にしてか、底鉄板に穴を開けて下から丸見えの状態でドレンプラグが設置してあります。
悪路耐久性は劣りますが、冷却水を抜きやすくした改善と言えなくも有りません。

車の下側からドレンプラグを緩めて、ラジエターキャップを外して、先ずは古い冷却水を抜きます。
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冷却水が出てこなくなったら、ドレンプラグを締めて、開けたままのラジエターキャップ口から水だけを入れて満タンにしてエンジンを掛け15分程アイドリングして、エンジンを熱くして冷却水を暫く回してエンジン内部を洗浄します。
そして、エンジンが十分冷えた後に冷却水を再度抜きますが、この時に、大抵は水の量が相当に減っている筈です。
冷却水を抜いた時に出来たエンジン内部の空気溜りが水の注入だけでは抜け切らず、エンジンが熱くなって冷却水を回す事で、引っ掛っていた空気が抜け切った為ですね。

いよいよ、新しいLLCの注入です。
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ドレンプラグを再度閉めて、自分の場合は先ずは濃縮LLCだけを入れます。
今回の軽自動車は3.5L容量なので40%濃度狙いで、濃縮液は大体1.4L程度としました。
濃縮LLCを入れた所で、不足分は水を入れて再び15分程アイドリングして冷却水を回して空気抜きをした後に、水を再補充。

リザーブタンクの古い冷却水はペコペコ灯油ポンプで抜いて、規定量まで水を入れておきます。
リザーブタンク分は走行を繰り返している内に、正規のLLCと混じりあって全体の濃度が自然に均一になります。
このLLCを交換後は、走行後冷却水点検を2回程繰り返して、念の為に水量に変化が無い事を確認しています。

この他の定期交換品では、ブレーキフルードの交換が定番です。
今回の軽自動車で交換手順をシミュレートすると、ブレーキフルードの液抜きはタイヤを外して簡単に出来ますが、問題は入れる方です。
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今の軽自動車のエンジンルームは色々な部品をビッチリ詰め込んで、しかも車の鼻先がドンドン短くなっています。
その為に、ブレーキフルードのタンクもかなり奥の狭い所に設置してあるので、タンクにフルードを注入する方法を工夫しなければいけないです。
今回は、車が新しい事も有り、ブレーキ時のフワフワ感は皆無なので、フルードの吸湿劣化は全く無い判断をして交換はしませんでした。

半日で車検完了し、仮の車検合格済証を張って貰って完了。
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結局今回の車検前自主整備費は総計2000円程で済み、車検時自動車点検で車検前自主整備部分含めて異常内容は無く、特に上からの観察では診難いベルト等のゴム類の劣化ヒビの確認などは十分にする様に依頼しておきましたが、追加整備はゼロ円でした。
車検時の自賠責保険や重量税などの法定費用と、車検手続き費用と、車両検査費用と、自主整備費用を全部合わせて、今回の軽自動車の初回車検は総額37,930円で無事に完了しました。

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No title

おはようございます。
知識があると違いますね、私などは全部お任せで言うなりです、ぼつぼつ車検の時期が近づいていますので頭が痛いですね、それでも2台の車を1台にしましたので助かります。

車検

毎度ながら勉強させて頂いてます
知ると知らないでは金額的にも随分違いますね
事前に自己点検出来る方は良いです、プロですね。来年2月に車検です友人の車屋に任せてますが、冷却水の取り替えは自分で試してみます
色々参考に成り有りがとう。

No title

車の事を良くご存知ですね。
業者は理屈をつけて色々売りつけようとしますが、ほとんどの人は受けちゃうでしょうね。
それにしても総額37,930円は安い!!!!

No title

とても勉強になりました。
以前は綺麗にしていって光軸調整を依頼して無事に通っていたのですが前回は車高で失敗して業者出にして5万円後半もかかりました。
無事に通るとやはり格安の軽ですから次回はもう一度チャレンジしようか迷ってます。

ハックル70様

こんばんは。
車検の時期になると頭が痛いですね。
額が大きくて、そのくせどうしようもないのが自賠責保険料の25000円余りですが、2年分ですから致し方ないかも知れませんね。
一番大きな括りになるのが俗に言う整備費用と言うやつで、エンジンオイル交換,LLC交換,ブレーキフルード交換,エンジンフィルター交換,ブレーキパット交換,エアコンフィルタ交換,ワイパブレードゴム交換,バッテリー交換などが代表格でしょうか。
更に年式が古くなると、ディファレンシャルオイル交換,オートマチックフルード交換も言って来ます。
車の寿命が短くなるとか、安全に問題が出るとかの脅し文句も使って来て、整備費用だけで簡単に5万円程度にはなってしまうから厄介です。
万々一に実際に壊れたり、万々一に整備不良で事故を起こしたら大変ですから、どうするかは難しい所です。

釣りお爺様

こんばんは。
友人の車屋さんならヒドイボッタクリは無いでしょうから、車検を不合格になってしまうかを先ずは聞いて、合格でも交換をしない場合のリスクの大きさと質を次に聞いて、内容を決めていけばいいですね。
何といっても場数を踏んでいる整備士にやって貰えば安心ですね。
冷却水の取り替えは、取り替えた後の数日はエンジンを掛ける前に冷却水量が減っていない事を確認すれば安心です。
濃度については、ペットボトルに100㏄程を入れて、冷蔵庫の冷凍室で半日ほど冷して凍らなければ完璧ですね。

佐久っ子様

こんばんは。
自賠責保険の25000円余りが大きいですが、超エコカーで重量税0円、印紙代1100円。
早期予約,初回車検,GW割引,査定割引などを使って、車検検査費用が9000円。
自主整備費用2000円に車検時のパーツクリーナ費だけなので、格安になります。
しかし、車と言うと高額資産になるし、事故の心配もあるしで、業者のアドバイスをムゲに撥ねつけるリスクは非常に大きいので難しい所ですね。

幻の渓流師様

こんばんは
自分は20代の頃に自分で光軸調整をした結果、トヨタカローラ岩手のディーラー車検で光軸不適合となり、光軸調整費として40年程前ですが6000円ボッタクラレタ苦い記憶があります。
軽と普通車の車検費用を比べると、軽の数倍になる自動車重量税の差が大きいですね。

maburin様

こんばんは。
当初の予定外の値引きがあってラッキィでした。
5月7日だったのでGW値引き2000円。
買い取り強化中で、査定して貰うと1000円引き。
運が良かったです。

学生時代に自動車部には入っていませんでしたが、自動車部の工具は使わせてもらっていました。
それにしても、あの野球場横の自動車部の部室は凄かったですね。
橋の下に住んで見える方でも、も少しマシな掘立小屋にいますよね。

自動車ってお金かかりますね

こんばんは。
自分で整備できると余分な出費を抑えられていいですね。
軽自動車とはいえ、37,930円とは格安ですね!
これは、自分で整備してオートバックスに持ち込んだ価格なんですか。まるで自分で車検場に持ち込む、ユーザー車検のような価格ですけども。
ところで、自動車って何重にも税金取られているような気がするのは、私だけでしょうか(^_^;)

リコプテラ様

おはようございます
ユーザー車検(持込み検査)は受けた事がありませんが、きっとそれ並みの費用ですね。
オートバックスの車検基本料は元々は16000円ですが、早割,GW割,査定割などが全て適用で9000円の特割で、ラッキー。
更に、エコカー特例減税で重量税9000円がゼロでラッキーと、Wラッキー。
結果、エコカー特例減税と車検費用が相殺し、整備費も自主整備費2000円だけで済んだので、格安になったんでしょうね。

ユーザ車検は費用は抑えられるでしょうが、昔の車と違ってエンジンルームがビッシリで、特に軽は手も入らぬほどのビッシリで、ピットを持たない自主点検では車の下から含めて劣化やひび割れなどを確認できないので極めて危険だと思います。
店でやる車検点検は安全以外の点検もやってくれますが、公式車両検査はその時点での安全不適合を合否判定するだけなのでマズイと自分は思っています。

車の税金は多重取りの結果で高額になってますが、お蔭で道路が良くなっていると呑み込んでいました。
が、最近増えている地方の高速道路無料区間を超快適に走ると、有料道路の通行料がおしくて地道走行が多い身には凄く複雑な思いです。