2017-08-18 

盆の仏事

この一年間も家族全員が元気で、初盆になる事も無く、無事に過ごせたことを感謝しつつ、ご先祖様を迎えるお盆が終わりました。
お盆の仏事と言っても特別な事がある訳ではなく、毎年同じような事をしているだけです。
が、地方毎に新暦盆や旧暦盆の差や、お盆期間も3日間や4日間の差もあるようです。

日本中が同じ時期に似た様な事をする。これって、結構すごい事だと思います。

尾張東部の当地でのお盆は、俗に月遅れの盆とも言われる、8月13日から15日です。

当地でのお盆の仏事のスタートは、7月下旬の“お施餓鬼”。
施食会とも言いますが、お世話になっているお寺様毎に、全部で10人程の近隣のお坊さんが集まって、お施餓鬼法要を営みます。
お盆での先祖供養に先んじて、飢えや乾きに苦しむ餓鬼に供養を施し、徳を積んでいくと言う事でしょうか。
それなりのお布施が必要ですが、この法要があるお蔭で、お寺様にお中元を持って行かなくても良いとも言えます。

そんなお施餓鬼で頂いた〝施餓鬼旗〟を持って、盆入り13日の早朝にお墓の掃除に。
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塔婆立に挿してある、5色帯の5枚の紙の旗ですが、お盆になると7割以上の墓に。
この旗が立っていると、橙の目立つホオズキの入った仏花とともに、墓地の景色が明るくなります。
今年もお墓の写真を撮ってしまいましたが、気になるものが写っていなくて良かったです。

その後、仏壇に盆棚を作って、お迎えする準備を。
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今年は、お供えに家庭菜園で作ったスイカとマクワウリを加える事が出来ました。
この辺りではお迎えに使うキュウリの馬は作らず、我家では棚経も初日にして頂きます。

そして13日の夕になると、迎え火を焚きお迎えし。
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送り盆の時には、15日に送り火を焚いてお送りします。
送り火の後に、毎日お供えした食事も積み溜めて、送り盆の時にナスで作った牛に乗せてお土産と共に帰って頂きます。
昔は川に供物を流したんですが、今は環境問題から川横に作った共用の供物置き場に置いて、線香をあげます。
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(その供物は翌朝、市のゴミ収集車が集めに回ってくれます)

こんな風に、毎年毎年、同じことを繰り返しています。
一方で、最大級の仏事になる葬式は、形態が年々変わってきているようで、当市では葬儀業者が競うように家族葬専用の一般民家風葬儀場を作ったり、従来斎場を小部屋に改修したりが続いて、お墓もロッカー式が宣伝されています。
時代の流れに折り合いをつける様に、仏事も徐々に変化していくのは至極普通で当り前です。
が、其々の方法で、各人のルーツを再認識する機会として、お盆行事は続くんでしょう。




お盆が来ると、そろそろナスの更新剪定もタイムリミット。
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流石に、実付も悪くなり、表面の瑕疵も出始めだしました。
立ちを半分ほどにし、株元にスコップを入れて根切りし、根切り穴に肥料を入れて完成。
市民菜園では、更新剪定で思った様には収穫出来なかったと、年々、新たに秋ナスの苗を定植する人が増えています。
今年はどうなるでしょう。

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No title

おはようございます。
おぼんの仏事も年々やる家が少なくなりました、私の生まれた所では13日にお墓まで仏様を迎えに行きおんぶする格好で後ろに手を組んで家まで連れてきます、その間後ろを振り返ってはいけないのです、家の前では白樺を燃やして迎えます、現在住んでいる場所では全く見かけませんね、葬式も家族葬という葬式が盛んになり、近親者のみで葬式を済ませるところが多くなりました、ナスは今年は出来が良くなかったですね、7月に苗を売っていましたので植えましたらこれが非常に元気が良いですね、今は遅くまで苗が手に入るようになり、それをうまく利用するのも面白いですね。

お盆仏事

新盆・旧盆とお盆も地域によって日程が違いますね
この違いは何処から来ているが分かりませんが

先祖を敬う事には変わらず仏教国として大切に引き継ぐことは大切ですね、
とかく現在は盆休みとし外国旅行等されますが先祖は必ずいますので
お参りして行かないとね

仏事は此方も同じで7月でした、8月は孫達が帰省しお墓とお寺は行って来ました。

ハックル70様

こんばんは。
お盆の間は仏事を含めて、バアサンが忙しく世話をしてくれて感謝しています。
在所でのお墓まで迎えに行ってオブって連れて帰ると言うのは、何とも優しい習慣ですね。
家族葬が確実に増えていますが、葬式前後の連絡やお礼やお返しなどのバタバタを減らして、遺族と故人がユックリ最後の別れをするには良い方法だと思います。

釣りお爺様

こんばんは。
お盆休みに帰省してご先祖や両親に無沙汰を挨拶すると言うのが定番でしたが、確かに盆休みでは無く単なる長期休暇として海外に遊びに行くのも増えていますね。
そんな場合でも、ご先祖や実家の事を思い出し、手を合わせる気持ちは持って欲しいです。

No title

こちらでは13日が迎え盆で、16日が送り盆です。
盆棚に位牌とお供え物を乗せ、仏壇は閉じています。
所により若干違うようですね。
ナスの実付きも悪くなりましたね。
私も樹勢の弱い2本を根切りしましたが、売っているナス苗を植えた方が良いように思えます。
寒さが来るギリギリまで収穫できる為の知恵の出しどころですね。

佐久っ子様

こんばんは
送り盆の日程といい、盆棚を作る事と言い、最もよくしきたりが残っているようですね。
こちらでは、精霊棚をキチンと作るのは初盆の時だけで、後は仏壇の前に小さなまこもを敷いて、お供えを並べるだけです。
いずれにしても家の流れを思い出す好機、大切にしたいです。
ナスは秋用に再植付する人が多い様です。