2017-09-14 

見事なカラ渓

いよいよ、シーズンも残り少なくなり、渓魚在庫を確保せねばと、間違いなく釣れるだろう谷に入りました。
朝の渓流は実に気持ちが良い。
170905西11
気温13℃/水温13℃で平水の渓は、イイ感じです。

イソイソと竿を出して釣り始めるのですが、全く釣れません、喰いません。
暫く釣り上がると、比較的新しい足跡がありました。
入渓口に至るまで駐車車両が無かったことから、当日とは考えられないので、恐らく昨日かなと思いながらも、何とかなるだろうと竿を出しながら遡行して行きました。
所うが、1時間経っても、足跡も無くならず、全く釣れません。
このまま上がって、超源流域に近づけば足跡も無くなるだろうと、竿を出しながらも遡行速度を上げました。

そんな風に坊主のままに、漸く超源流域の入り口に辿り着いた時は、竿出しから既に1時間半経過。
170905西12
さあ此処からと思って、超源流に入ろうとすると、ここにも足跡がありました。
今回の足跡の主、全く釣れない程に見事に砂漠化してしまう釣人なので、諦めてこの超源流と平行に走っている沢から退渓しようと、退渓口に向かいました。

所うが、その退渓ポイントから急斜面を登った比較的新しい形跡がありました。
170905西13
普通の人は沢を遡行してきて、沢筋を登り続けるのに対して、今回の足跡の主はアヘテ沢筋を外して超源流を釣上がって、帰りは超源流を下って、沢筋に戻り、沢を少し上がった場所から退渓したようです。

足跡の主は、自分と同じで少々へそ曲がりな超源流ファンの様です。
それなら、その退渓口から上の沢筋なら渓魚が残っているだろうと、退渓方針を変更して釣り上がる事にしました。
170905西22
すると、その退渓口から数メートル上がった所で、簡単に1匹目が出ました。
170905西21
小さいですが、この日の1匹目。
入渓から既に2時間が経っていました。

更にその直ぐ上からも1匹。
170905西32170905西31
2時間のボウズが嘘の様に、実に簡単に釣れます。

足跡が無くなってからは簡単に釣れたと言う事は、足跡の主の影響だろうと思わざるを得ません。
足跡の主の悪影響?で、見事なまでのカラ渓になっていたようです。

その後も、足跡区間が嘘の様に、簡単に釣れ出しました。
170905西41170905西42
170905西43170905西44
170905西45170905西46
170905西47170905西48

そんな風に釣り上がって行くと、堰堤にぶつかりました。
170905西71170905西72
その堰堤でも、お約束の様にイワナが釣れます。

時間は未だ11時ですが、この日は前半がボウズだったので、既に通常の遡行の一日半程の距離を歩いて疲れています。
ビクの中は定量の半分にも満たないのですが、シーズン最終盤に怪我をしてもつまらないので、早々に退渓しました。

帰り道の舗装林道を下っていると、路上にヘビの子供らしき細長いのが・・・。
近づいてよくよく見ると、ドバミミズ。
170905西91
体長は尺にも迫る巨大ミミズでした。
このままでは干からびてしまうので、指先で摘まんで、林の中に放り込んでやりました。
ドバミミズの恩返しで、次回はまともな釣が出来る事を祈っての、ミミズ救命でした。

コメントの投稿

非公開コメント

No title

お疲れ様でした。
見事にチビまで持っていかれていたんですね。
この沢はしばらくはダメでしょう。
次回はミミズさんの力でビクをいっぱいにしてくれますよ。

No title

沢の入渓者がどのように進んでというのを読むのも流石ですね。
2時間待った末に釣果に出会えてとは粘りましたね。
お見事です。
最近はそのようなエリアに行けてないです。^^;
羨ましいです。
オフ用の干物の確保はできたのでしょうか?(^.^)

No title

おはようございます。
小さな渓は先行者が居ればアウトですね、渓流釣りの歩き方に足跡を残さないため川の中を歩く事が大事だと、先輩から教わったことがあります、先回りして頭に入られる事を避けるためですし、入渓地点より上流に車をわざわざ置き、それから下流まで下って釣り上がる方法など、人気渓流は苦労したこともありました、今ではそんな余裕がありませんので、人の嫌がる雨の日などの釣行になっています。

佐久っ子様

こんばんは。
見事に釣られました。
大抵は幾らかは残っているのですが、狙い方も餌も同じだったんでしょう。
しかし、さっさと遡行したお蔭で、足跡主の退渓したうえ迄辿り着けて良かったです。

幻の渓流師様

おはようございます。
7時入渓で、8時半に退渓を覚悟し、9時に退渓跡確認~再遡行して1匹目と長い道のりでした。
釣れない事を半見切りして、遡行速度を上げて進んだので、後半の釣に繋げられました。
それにしても見事に空にしてくれたと感心します。

ハックル様

おはようございます。
小さな渓、特に源流は最初から生息数が少ないので、ガリガリと釣ったらあっという間に魚がいなくなってしまいますね。
そんな渓流,源流での釣期も残り僅か。
次は何処に行こうかと迷うのも楽しみです。

No title

写真の雰囲気から暑からず寒からずで
釣り日和でたね、釣果も出てお見事でした
なかなかヤブ用が重なり行けません
禁漁日前にはと考えてます。
燻製用を確保しないとね。

No title

今晩は。
マンボウさんをして釣果が上がらない程のカラ溪にしてしまう釣り師、中々のものですね。
それにしてもチビ岩魚さえ出ないとはどうなっているのでしょう。
禁漁まであとわずかとなってしまいましたね。
今度の台風、適度な雨だと有終の美を飾れるんですけどね。mabu

釣りお爺様

こんばんは。
日々涼しくなって来て、ヤッケもはおっての釣になって来ました。
いよいよシルバーウイークが始まりますが、年寄りはむしろ連休を避けるので、この後は25日の週が実質的な最終局面かも知れませんね。

maburin様

こんばんは。
今回のカラ渓は、実にカラで、実に妙でした。
普通に考えれば、ハックルサンが示唆されていた様に、当日の先行者がいて、その人が水の中を歩いて魚を怯えさせたと考えるのが妥当です。
が、時間帯を考えると当日とはとても考えられないので不思議です。
終盤を迎え、カチコチ音に追い立てられるように竿を出しています。

No title

こんにちわ.
読みが深いですね.
足跡から経路を読み取るなんて,なかなか..
人気の川でつられるなんていつもながら技量が高いです,
人工の堰堤が見えるので,入渓はし易いのですね.
戦法を変え釣果につなげるのは,流石です.
勉強になります.

kinkan600様

こんばんは。
イエイエ、今回の沢を利用する釣人が多数いるとは思っていなくて、そんな沢だからこそ、足跡が目立ちます。
こんな源流でのイワナ釣は、魚が居さえして、魚に先に気づかれなければ、勝手に喰い付いて来るので技量なんて関係ありません。
しかし、記事中にも書きましたが、普通の渓流ファンは沢の本筋を素直に上がって行きますが、今回の足跡の主はワザワザ逸れて超源流に入って、超源流を釣り終えたら沢の本筋に戻って直ぐに退渓したので、渓流ファンというよりは源流ファンでした。
遡行中止の谷底の堰堤からは、急斜面を登って林道までは15分以上かかりました。
あくまで推測ですが、堰堤工事は林道を切り開いて行ったのではなく、ケーブルクレーンを使って谷底に機材や資材を運んだと思います。